社会科見学つづき。警視庁見学、法務省の洋館、農水省のくじら

はじめて刑事裁判を傍聴した。にひきつづき、本日も社会科見学。
桜田門周辺に、警察、検察、裁判所がかたまってある。
それぞれ、密接にかかわるお仕事なので、近接して置かれているんだね。
社会科見学には好都合。三つまとめてみておこう。





警視庁本部見学

警視庁では見学サービスを実施している。
1日4回、各1時間15分。事前に電話予約の必要があります。
そうそう、この建物。テレビでよく見るねえ。
裁判所とは異なり、警視庁内は個人が自由に出入りしたり、歩き回ったりはできない。
ここの中では、なされるがまま~。

お約束の5分前に正面玄関の北門に集合と言われた。
少し早めについたのは悪かったかもしれないが、
北門で警備をしている警官に「見学に来ました」と言ったら、何の見学なのか、何しに来たのか、何者なのかと、怪訝な表情で問い詰められた。
見学係と門番係の連絡が皆無で、門番係は警視庁が実施している見学サービスのことを知らない様子だった。なんでだろう?

もう、面倒くさいから何もしてくれなくていいです。見学係の方が出て来るまで待ってるから、放っておいてください😠
寒い雨の日、ちょっとイラっとしながら押し問答。しばらくして、見学係のお姉さんが迎えに出てきてくれました。

見学箇所は以下の3点
  • ふれあいひろば警視庁教室(映像視聴)
  • 通信指令センター(110番受理)
  • 警察参考室(資料展示)
まずは視聴室に案内され、映像を見る。

次に、通信指令センター。これは面白い。テレビで見る光景。
でっかいスクリーンがあって、110番をうけるオペレーターが働いている。

最後に展示室。警察の歴史とか、制服の種類とか、バッジの種類とか、…展示されている。
撮影は全体を通して、ここでのみ許可される。展示室前におかれているピーポー君と撮影コーナー、その2か所のみ撮影OK。

警視庁見学は、裁判所見学とは異なり、文字通り見学オンリー。
うーむと考えさせられたり、すごくためになったりはしなかったかなああ。




法務省と検察

法務省の旧本館。赤レンガ棟は見ごたえのある洋館。 
ドイツ人の著名な建築家により明治28年に司法省庁舎として建てられたものが、現在は復元されているらしい。現在も庁舎の一部として使われている。

赤レンガ棟が建てられる前は上杉家の上屋敷だったんだって。
写真中央の縦にはしる川が内堀。その右側がお城の方角。
内堀の左側は、一番上がおそらく現警視庁。その次の屋敷、桜田門の真向かいに描かれているのが「上杉家江戸藩邸」とある。
この、上杉家江戸藩邸の跡地に、明治政府がドイツ式の司法省を建てたんだね。

ところで、本題の検察庁は赤レンガ棟の裏側にある新しい庁舎に入っています。
検察は一般見学不可。だよね~。

咲くら 農林水産省店

ついでにもう一つ。法務省から見て裁判所の向こう隣にあたる、農林水産省の職員用食堂に行ってみた。
職員用とはいえ、一般人も入れる。

普通に社食。小皿が並んでいて、好きなのを取る感じ。
メニューには値段の他に、農水省だけに、自給率が示されている。
くじらの竜田揚げは74%、いんげんの和え物は76%だった。
くじらは輸入とかできないだろうから自給率100%じゃないのかなあ。自給率を下げている要因は、レモンと衣の小麦粉かな?
いんげんの和え物は、なぜこんなに自給率が高いのだろう??ムリックリ国産の食材を多用しているのだろうか?
などと考えながらいただいた。

くじらは何十年ぶりかに食してみたけれど、やはり、とくべつ美味しいモノではない。
これを食すのは、捕鯨文化を保護するためとか、捕鯨論争に対する意見表明といった政治的意味合いに限られるなあ。




まとめ

裁判傍聴という社会科見学のついでに、
警視庁見学と、法務省周辺の散策と、ついでに農水省で食事をした。

よく遊び、よく学んだ!!