プールのように穏やかな館山の塩見海岸。温泉とイタリアンもかなりおすすめ

家族が南房総に別荘を建ててから20年以上が過ぎ、もう南房総は遊びつくした!(←大げさだけど😅)
そんな準地元民のわたしが、南房総でもっともお気に入りなビーチが館山の塩見海岸です。

今日は、とっておきの塩見海岸の歩き方をご紹介!


塩見海岸

塩見海岸のおすすめポイントは大きく二つ。

第一に、人が少ない。
駐車場完備、海の家やセーフガード完備の「ザ・海水浴場」ではなく、ただ海があるだけ。
海水浴客がまばらでプライベートビーチのような趣なのだ。


第二に、海がプールのように穏やかに澄んでいる。
地理的には内房、すなわち内海側の南端にあたる場所。
このあたりまでくると、内房の海はクリスタルに透き通ってるんです!
さらに塩見海岸はこじんまりとした湾になっているので、波がこない。
透き通った海水でのんびりチャプチャプできる、極楽ビーチなのだ。
浮き輪を浮かべて遊び始めたら、ずーっと、ボケーっと浮遊し続けちゃうよ。


このあたりには旅館やコテージがあります。
泊まりがけで、のーんびりすごすのもイイネ。




温泉は「花しぶき」

海水浴後のお風呂は温泉旅館「花しぶき」。
南房総のmy温泉ランキングの中では上位に食い込むナイス温泉なので、海水浴と関係なくてもおすすめです。

温泉は2パターンあり。大浴場と個室風呂。

大浴場

大浴場は、日帰りプランの場合、11:00~14:30と18:00~20:30。
つまり、14:30をすぎると、しばらく入れなくなるので、海水浴はお早めに。

800円ぽっきりで旅館のお風呂に入れるのだからお値打ちです。
和テイストの館内を大浴場に向かってアプローチ。気分が高まる~~。

最終客だったので風呂場も撮影しちゃいましたが…(ごめんなさい…)
露天風呂も内風呂も落ち着いた趣。
お風呂に畳っつうのも久しぶり。

お風呂場にも脱衣所にも、様々なアメニティが一通り揃っていました。

個室風呂

「個室付き貸切風呂」は予約制です。
こちらは11:00~22:00なので、事前に予約さえしておけば、海水浴を存分に楽しんだ後のタイミングでもOK。予約はお早めに。
一室あたり45分で3500円です。

個室風呂は離れにある。一度、旅館の建物を出て、徒歩30秒ほどのところにあります。

二室あるのだろうか。数年前に、左側の「月の湯」をご利用しました。
三人で利用しましたが、風呂桶も洗い場も二人ずつ的な大きさだった。
つまり三人そろって同じタイミングで体を洗って風呂に浸かることはできない。
個室にはテレビ、押し入れ、トイレ、洗面所などが完備されており、
三人で同時に、問題なく、ごろごろとの~んびりできました。もちろん清潔で感じよし。

大浴場も個室も、お食事込みの温泉プランもあるようなので、
いろいろと余裕があればそれもよさそうですね。

花しぶきのテラスから、塩見の極楽ビーチを眺めるとこんな感じ。




イタリアン:オステリア ベッカフィーコ

塩見地区にはしゃれたイタリアンもあります。

「ベッカフィーコ」とは、シチリアの郷土料理でいわしの香草焼きのことだそうです。
「ベッカフィーコ」という小鳥に似せて作っているのだとか。
んん、そういわれたら、小鳥っぽいかも。

店内は落ち着いた雰囲気で、食べ物も美味しいし、
田舎のビーチにありながら、都会スタンダードの満足イタリアンです。

オステリア ベッカフィーコから、塩見の極楽ビーチを眺めるとこんな感じ。


まとめ

館山の塩見地区は、プライベートビーチを囲む都会派コミュニティな感じ。
その辺の漁師町とは雰囲気が違うんだよな、なぜか。

もちろん、漁師町には素朴で荒っぽい良さがあるのだけど、
塩見地区にはほどよく洗練された都会的なホスピタリティがある。

そしてなによりも、静かに、透き通った、小さな、プライベート的なビーチ。
チャプチャプチャプ!!