紹興酒の瓶をもらってきた。瓶子(かめこ)の大冒険。

近所の中華料理店から、紹興酒の瓶(かめ)をもらってきた。
気軽にもらってきた。

ひえ~~~。大変だった=====。大冒険だった。記録せねばならん。


空の瓶あげます

近所の北京料理屋さん。もう何十年も通っている、とても美味しいお店です。
そこで、ときどき紹興酒の瓶を無料で放出している。
前から気にはなっていたのだけど、この度はじめて本当に手を出した。

昨日、久しぶりにその店の前を通ったら、大量放出していたので、

今朝、意を決してもらいに行った。
なんと、瓶は半分になっていた。意外と人気なんだね。





なにをやってるんだ?わたし…

か弱い女子(小太りのおばさん)が一人で運ぶべきものではなかった…。


それはもう、最初の20歩くらいからわかってた。
まだまだ先は長いぞ。大丈夫なのか、瓶子?

もう少し頑張ってみよう。

こんな急な坂道を登り切れるのか、瓶子?

ひええ~~、瓶子くたばってきた。
でももう、瓶を置いて逃げるわけにもいかないし…。
ここまで来たからには、どうにかしないと。


はるか遠くに家が見えてきた。もう少しだ、頑張れ、瓶子!!

瓶子は結局、徒歩5分の道のりを、1時間もかけて運びました。
電柱ごとに休憩して、あと半分、あと1/4と、

まるで 42.195km を完走するかのように、
いや富士山の山頂まで登り切るかのように、
瓶が欲しいというよりも、瓶を家に持ち帰ることが自己目的化した。

ペンより重いものを持ったことのない瓶子が、
筋肉のリミッターを解除して、腕がパンパンのブルブルになって、

とうとうゴール!!🎉🎉

瓶子いったい何やってんだ?
これ本当に使うのか?叩き割って廃棄するだけじゃないのか?





きれいにしましょう

頑張って運んできたんだから、とりあえず清掃しよう。

蓋にされていたビニール袋を外すと、アルコールがプーン。酔っぱらいそう。

スポンジと洗剤を準備したけど、
いや、そんな食器洗いみたいなことができる相手ではない。

瓶の内側全体に水流をあて、ひっくり返す。これを何回か繰り返した。
すすいだってことね。これが瓶子の精一杯…

まとめ

いやあ、無料だからと言って、気軽に紹興酒の瓶に手を出してはいけない。
爆発的に重いのだ!
スーパー筋トレか、忍耐力の修行のつもりで挑むべし。
わたしちょっと、筋肉痛を通り越して、肩や肘が壊れたような嫌な予感がする…😨

とはいえ、たまの肉体労働は、終わってみると、すがすがしい。
昔の農村の女は、これくらいの肉体労働が日常だったんだろうな~。水汲みとか。
今日は期せずして、苦手な肉体労働をやってのけた!瓶子えらかった!

あとはこの瓶が、なにかの役に立ってくれれば。
瓶子(かめこ)の大冒険、おわり。