ラグドールという大型猫。凶暴でやんちゃなぬいぐるみ。

今日は11月29日、イイニクの日。
うちのデブ猫(♂)の誕生日で~す!5歳になりました。



ラグドール

脱力

うちの子は大型の長毛種、ラグドールという種類。
「ラグドール」とは「ぬいぐるみ」という意味です。
抱っこをしたら、脱力してぬいぐるみのように体を預けることから、こういう名前がついているとか。

たしかに。猫はだいたい体が柔軟ですが、
この子はとくに体がぐにゃぐにゃにやわらかい。
ついでにお腹もぷよぷよしてるので、マシュマロのよう。
抱っこをすると、10kg ほどのマシュマロが、脱力して体を預けてくるので、
むかし流行ったスライムのように、するすると腕からこぼれ落ちていきます。

つまり、抱っこしにくい。コツが必要。


おとなしい??

1960年代にアメリカでつくられた猫種のようです。すんごく歴史が浅いね。
可愛いぬいぐるみとしてつくられたわけですから、
どの解説書を見ても、おおらか、おとなしい、寛容、とあります。

むむむ。たしかに、そういう部分もある。が、
わたしの猫史上、もっとも凶暴な猫でもある。

基本的に甘えっこで、忠誠心が高く、やさしい。が、
嫌なことは嫌。断固阻止。流血の惨事も辞さない。
彼にとって嫌なこととは、
まずは爪切りやブラッシング。
そして、抱っこして可愛がられるのはいいけど、じゃまだからと移動させられるのも嫌。
つまり、自分の意に反して、不本意に服従させられることがダメならしい。
イライラ➝憤り➝爆発。ギャーーーーッ。


腹いせのネコパンチなんて可愛いもので、
噛みつかれて、ひどい痛手をおったことも何度か…。

わたし、ネコ歴は長く、ネコの扱いにはそこそこ慣れているのだけど、
この子がイライラモードに入ったときはもうお手上げ。
なので、お手入れは最低限で、だましだましやってる~~。



忠誠心

忠誠心は高い。
先猫のノルウェージャンフォーレストキャットとよく似てる。
長毛大型種はみんなそんなものではないだろうか。と思う。

誰にでもまんべんなく懐くのではなく、飼い主にだけ濃く懐く。
うちは大家族の多頭飼いで、人間やら動物やらがたくさんいる。
でも、長毛大型種だけは、直接的な飼い主である私にのみ強い忠誠心を抱く。
ノルウェージャンもそうだったし、ラグドールもそう。
なので、家族からの人気が低いんだよね~~~。

「おすわり」は得意技。
ごはんの前は、おすわりしてじっと待つことができる。
これは99.9%、だいたい常に指示が通る。

「おいで(来い)」はイマイチで、
「おいで~」というと、注目されたことが嬉しくて、
フガフガ言いながら、遠くの方でオナカオナカ(腹を上にしてクネクネ)するだけ。
これはただ仰向けに寝てる写真だけど…

どこまででもついてくる。
わたしが上階の姉宅リビングに行けば、ついてきて、
「長居する?ぼくも入れてくれる?」という感じでこちらをガン見。

屋上でイヌと一緒にBBQの準備をしていると、参加したくて執拗にストーキング。
参加したいのはわかるけど、屋上には出せない。ジャンピングされたら困る。

ほおっておくと「かまってよお」と読書(?)を邪魔しにくる。

俗にいう金魚のふん、わたしの後をついてくる、可愛いシモベ。忠誠心高し。

やんちゃ

猫界のスーパースター「まる」さんの面白さには及びませんが、
この子もそうとう愉快。自由気まま、やんちゃ、好奇心旺盛。

「からすがいるんだよと!」と興奮し、何時間でもからすと遊んでいたり、

ダーッと廊下を走り回ってると思ったら、
お風呂場に飛び込んで、洗面器を一心不乱に猛烈カキカキしたり。

箱にジャンプINは当たり前、

扉を開けるのも朝飯前。(ただし閉めない😠)

ちょっと不思議なところでは、餌や水をカキカキする。

大切だから隠しておきたいのか、
臭いから(排泄物のように)隠しておきたいのか、
どういう気持ちなのかはわからないが、餌や水を隠したくてずっとカキカキし続ける。

そばになにかあれば、餌や水を覆い隠し、思いを達せられるのでまだよいが、
何もない場合は隠したい衝動が止まらない。疲れるまでしばらくカキカキし続ける。
なので、我が家では、ネコの水入れはお風呂場オンリー。
カキカキして水入れをひっくり返すから。

ちなみに、排泄物はカキカキしないんだよね~~。臭いまま放置。
そこのところ、産みの親に教えてもらわなかったみたい…

こんな感じで、毎日、
笑わされたり、癒されたり、けんかしたりしてる。まとめると、相当可愛い!

おすすめ度高し

全体的に、ラグドールはおすすめ度高しです。
頭がよくて忠誠心が高いという意味で、たぶん、大型猫種はどれも良い相棒になるのだと思う。

ラグドールならではの利点は、なによりも、
毛がやわらかい。シルキー。肌触りが良いだけではなく、毛玉にならない!!!
これが最高。
こんな凶暴ネコが頻繁に毛玉を作ってきたら、たまったもんじゃない。シルキー毛でよかった。

あとは、目がきれい。ブルーの瞳に吸い込まれそう。

うちの子の成長

この凶暴さは、もしかすると幼少の頃に(ブリーダーさんのところで?)辛いことがあったのかな?と想像したりする。わからないが。

この子は、もともとペットショップで売られていた。
ペットショップのHPより
それを買った前の飼い主さんが大切に育てていた。のですが、
手放さなくてはいけなくなり、引き取り手を探していた。
この子がうちに来たのは、7か月のときです。



わたしの方は、その1年前に先猫を病気で亡くし、ペットロスに沈んでいた。
わたしはまだ人間の家族を失ったことがないので、私史上最大の喪失。
今思い出しても涙が出る。

わたしは、生まれてこのかた、ネコを欠かした時期がほとんどなく、これまでたくさんのネコを飼ってきた。
その中でも、その先猫、ノルウェージャンフォーレストキャット(♀)は別格に可愛かった。

わたしが、自分のネコとして全責任をもって飼った初めての子で、
かしこくて、従順で、優しくて、愛らしくて、美人さんで、満点超えのネコだった。
なのに、7歳の若さで逝ってしまった。
それまでのネコはみなさん20歳前後まで生きてくれたので、亡くなったときにはなんとなく納得できた。
でも、早逝した愛娘(ノルウェージャン)の死は本当につらかった😫
まだまだ、ずっと一緒にいられると思っていたのに…


ノルウェージャンを亡くしてから一年がたとうとする頃、
猫を失った傷は猫で癒す、そろそろ新しい猫を飼ったら?と姉がすすめてくれ、
ネットで里親募集中のこの子を探してくれ、義兄がこの子を引き取りに連れて行ってくれた。おんぶにだっこ。
帰路、甲州街道で、バケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨が降ってきたのを覚えてる。なにかの啓示のように。

第一印象は、すごくきれいな猫さん。精悍な青年。でも、長毛じゃないんだ~。

家についてからは、新しい家に慣れなくて、わたしの部屋の机の下に潜り込んでじっとしていた。
そのうち慣れるねと、静かに放っておいたけど…

姉がやってきて、触りたくて、猫じゃらしで遊び始めたところ、
嫌がって、さらに狭いところに入り込み、
興奮してうんちを漏らし、
狭い空間でうんちまみれになりながら、グルルルルル~~と威嚇。

これはもう大変だった。なにせ凶暴だから、
うんちつつきをおふろで洗うことなんて、もちろん、できやしない。
でも、うんちつつきをそのまま放し飼いするわけにもいかないし、

物置からケージを引っ張り出してきて、
(姉が)キッチングローブで腕を防御しつつ、なんとか怯える凶暴ネコをケージにIN。

困ったなあ、怯えさせちゃったなあ、この家を怖がっちゃうかな、とちょっと心配。
ケージの中でウゥ===と威嚇するうんちまみれのネコに、
おそるおそる、えさや水をあげたり、トイレの世話をした。

翌朝、誰かが私の体をつつくので目が覚めた。なになに?何だったっけ?と寝ぼけつつ目をあけてみると、
うんちネコがケージから精一杯手を伸ばして、わたしのことを呼んでいた。
甘えたかったらしい。可愛い!
心配なかった。
凶暴ネコは、ずっとそばにいるおばさん(わたし)を新しい母と認識したらしい。

こうして、凶暴でやんちゃなぬいぐるみは、うちの子(わたしの僕)になりました!
最初は短毛で白っぽかったのだけど、

だんだんフッサフッサになり、色がはっきりしてきた。

大きくなったね。
5歳の誕生日、おめでとう!!うちの子になってくれてありがとう💖


ときどき写真に登場するトラ猫の記事はこちらで~す(☛スコティッシュフォールドの人気がよくわかる。ひょうひょうとした愛されキャラ。