海外旅行保険はカード付帯でギリOK。余力があれば治療費用と救援費用を2000万円ずつプラス。

旅行準備第二弾、海外旅行保険。

昔は律義に、毎回、海外旅行保険を買っていたのだけど、最近はカード付帯でGOしてる。
たしかそれで良しと結論付けたのだけど、情報のアップデートを兼ねて、再確認しまーす。


補償はいくら必要?

不測の事態に備え、補償額はお高いにこしたことはない。
しかし、上を見たらきりがない。お財布と相談せざるを得ない…。

安定志向の情報筋では、
  • 治療費用(障害、疾病)は2000~3000万円がおすすめ。
  • 救援費用は1000~2000万円が目安。
倹約派の情報筋では、
  • 治療費用が500万円以上
  • 救援費用が300万円以上、あればほとんどのケースをカバーできる、とある。
んん、安定派を目標にしつつ、倹約派を最低ラインと考えよう。




手持ちのカードを合算

私の手持ちのクレジットカードのうち、海外旅行保険を付帯しているのが、
三井住友VISAゴールド、楽天カード、ビュー・スイカカードの3枚。

カード会社に問い合わせたところ、傷害死亡は合算されないが、その他は合算可能ならしい。ということは、あわせて、
  • 治療費用が550万円
  • 救援費用が700万円
倹約派最低ラインはクリア!




余力があれば追加購入

安定派ラインのためには、不足分を買いたす必要あり。

ちなみに、「海外旅行保険off!」でヨーロッパ10日間の場合、
  • 治療費用 2,000万円 の保険料は 2,310円。
  • 救援費用 2,000万円 の保険料は 190円。
(ところで、治療費用は最低額の500万円でも保険料は2,160円なので、どーんと2,000万円かける方がお得感あり)

加えて、見落としがちなのですが、
カード付帯には「傷害死亡」補償はあるけれど、「疾病死亡」補償がない。

病気が元で死んでしまうことが、ないわけじゃない。
その際、死体を移動したり、焼いたり、手続きしたり、って結構な金額がかかるらしい。
だから、どうせ海外旅行保険を追加購入するなら、「疾病死亡」もつけるとよいみたい。

再び、「海外旅行保険off!」でヨーロッパ10日間で保険金額を計算してみる。
ここで、「疾病死亡」を購入するためには、「傷害死亡」を購入しなくてはいけない。

  • 傷害死亡は最低額の 500万円 とする。 保険料は 80円。
  • 疾病死亡 1,000万円 の保険料は 160円。 2,000万円だと 320 円。

「疾病死亡」の追加購入代としては、おおよそ数百円の出費となりますね。


  

カード付帯を活かす戦略

こう考えると、カード付帯の旅行保険は、補償額は少ないけどギリOKで、3か月も補償される。
どういう仕組みになってるかわからないが、カード会社って太っ腹だね~。

利用条件を満たす

「三井住友VISA」と「楽天」は、出国前に交通費をカードで決済しなくてはいけない。
厳密には、「三井住友VISA」は基本的に自動付帯なのだけど、カード利用をすることで傷害死亡が1000万円から5000万円にひきあがる。ぜひ、それをご利用したい。

だから、一方のカードで航空券を支払い、他方のカードで空港までのアクセスに使用せねばならぬ。

私の場合、渋谷から空港までリムジンバスを使うことが多い。
渋谷からのリムジンバスは現金支払いのみでクレジットカードは使えないので、
自宅から渋谷までの間でタクシーを利用し、忘れずに、クレジットカードで支払わねばならぬ!

なお、「ビューカード」は、補償額が微々たるものだけど、自動付帯。
一応、旅行に持って行くが吉。

連絡先

「三井住友VISA」と「楽天」は、ともに三井住友海上が保険会社。
でも、連絡先は異なるようだ。

緊急アシスタンスサービス、日本へのコレクトコール#はそれぞれ、
  • 三井住友VISA:81-18-888-9998
  • 楽天:81-18-888-9289
とりあえずこの番号さえあれば、あとは適宜指示を仰げるだろう!


以上、海外旅行保険は、カード付帯でギリOK。
危ないところに行く場合は、どーんと2000万円かける、という結論。